比叡山律院

2018-11-03

秋の遠足は比叡山律院に行ってきました。

お盆に赤山禅院の護摩供養に連れて行ってもらったのですが、大阿闍梨さまのおつとめされるお護摩はすごかったのでどうしてもまた行きたいと思っていました。毎月1日15日の赤山禅院での護摩供養は比叡山の向こう側にある律院の叡南俊照大阿闍梨がおつとめになっており、ふだんは自坊のほうでされてるとのことだったので坂本の比叡山律院に行きました。

お盆のとき大阿闍梨さまにご挨拶させていただいて

お数珠とワンコのお守りをもらいました。これがかわいすぎてもいっちょ欲しかったwこのワンコが嬉しくてSNSにアップしたらそれを見てかわいい!ほしいという方が何人かいらっしゃってその方々と行くことになりました。かわいいは正義そして、謙虚にものをとらえるきっかけ。

今回も護摩供養がはじまる前に大阿闍梨さまにご挨拶させていただきました。プチVIP待遇してもらった感じでコーヒーとお菓子をいただきその美味しいこと。

 

お護摩は1時間ほどですが驚くほど淡々と進みます。その間ずーっとわたしたちはお不動さまのご真言をとなえ続けていてほぼトランス状態。でも大阿闍梨さまはフラットな感じなんです。平常心すごい。いろんな護摩焚きを見たことがありますが、ここの炎の上がり方がいちばん大きく勢いがあった。

お護摩の後はごはんが出てみんなでいただきます。いわゆる精進料理なんだけど味がうすい分こころにしみるといいますか。西洋占星術的にはみんなでいっしょにごはんを食べるというのは、心の基盤を共有することを象徴し、みんなといろんなことを共感して心を豊かにしていくことにつながっています。

とか考えながらごはんをいただいてたら、食後は先祖供養のご回向をしますから出られる方はどうぞといわれ本堂へ。ひえー大阿闍梨さまがおつとめして下さいます。教本をいっしょに読んでねといわれ阿弥陀経をゴリゴリあげました。阿弥陀経がっつりは初体験でこれはこれで1時間くらいかかり、またトランスw

お経が終わって駐車場に向かって歩いてたら、大阿闍梨さまがひょいと出てきてお見送りしてくださいました。なんて気さく。

千日回峰行をされた大阿闍梨さまというとどんなオーラかしらと思ってましたが、逆にオーラがまったくないんです。たたずまいが周囲にとけこんでナチュラルすぎる。自然との一体化ということなんだろうなあと思いました。

 

そして律院を出たらお空に虹が。大阿闍梨さまの法力すごい。虹は人間界と天上界との架け橋といってこういったお参りのあとはとくに「お願いが天に届けられた」ことを表すのです。