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Lakshmi Blogブログ

2015年5月記事一覧

星づくし

朝日カルチャー中之島での西洋占星術初級講座の第一回でした。西洋占星術の起源をお話するたびに、先人の知恵と大昔から変わることのない自然の営みについて、厳かな気持ちになり身が引き締まります。

朝一番は自分が初級講座をやって、午後からは松村潔先生の占星術講座を受講しました。一日中朝日カルチャーにいたwアウトプットとインプットはバランスよくといつも思っているのですがさすがにちょっと疲れました。

その後は高島屋まで行ってほかの生徒さんたちと遠藤湖舟さんの天体写真展を観ました。お名前がドアーズみたいですてきです。とにかく星づくしの1日でした。タロットカードでも今日は星のカードを引いてたんですよ。

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占星術の初級講座の生徒さんにもお話したのですが、机上の話だけで理解しようとするよりもちょっと夜空を見上げてみたほうがイメージが深く入ってくるのではないかと思います。現実に自分の上にある星がどんなふうに輝いているのかを観ると少し宇宙とつながったような気になりますね。

 

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とはいっても大都会ではなかなか星や月がきれいに見えることはないので、プラネタリムや写真でも充分感動的。

 

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来場記念に「昇る金星」壁紙プレゼントというのがあって、西洋占星術的には「ライジングビーナス」って金運と恋愛運めっちゃアップしそうじゃないwとみんなでもらってきました。

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マジックインムーンライト

ウッディアレンの新作「マジックインムーンライト」をいけだ笑みさんと観てきました。

占い師とマジシャンのストーリーだとやっぱり見ないわけにはいかない!と思ったんですけどウッディアレンの作品をロードショー公開時に見るなんてふたりとも20年以上ぶりでした。

カイロの紫のバラとかラジオデイズとか、彼の作品で20年代を舞台にしたものは何作かあり、またスコルピオンの恋まじない、タロットカード殺人事件など、魔術師や占い師が登場するものも何作かあります。お得意モチーフなんですね。

 

エマ・ストーンの衣装がかわいい。メイクはあまり20年代風ではないしセリフも現代的。だけどそれが占い師っぽさというか役柄の不思議ちゃん感をかもしだしていたように思います。コリン・ファースの理屈っぽいキャラがよくあるウッディアレンの映画に出てくるおっさんで、相変わらずなんですがイギリス人くさいのでなんとも落ち着きがある。けっこうなおっさんでエマ・ストーンとは親子ほどの年齢差があるけどしかしそれが「恋に落ちるミラクル」をうまく感じさせます。それと一昔前のハリウッドはおっさん男優と娘役のラブストーリーが主流だったからそれのオマージュっぽくもある。

 

占い師というよりは霊能師。そのあやしさに心やすまるときもある。騙して悲しい思いをさせたりイヤな思いをさせたりしてはダメだけど、どんなにロジカルな唯物論者でも気休めがほしいときもある。ミラクルが存在していいゆるい空間ってすごく大事だなあと思って帰ってきました。

 

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